• そのデザインは未来を変えるか。問い続ける共同体「NOSIGNER」の、個人を進化させる働き方


    NOSIGNER株式会社

そのデザインは未来を変えるか。
問い続ける共同体「NOSIGNER」の、個人を進化させる働き方

2022.6.30
文・編集=裏谷文野 写真=稲葉 真

「ソーシャルイノベーションデザイン(社会や未来により良い変化をもたらすためのデザイン)」を理念とし、産官学民さまざまなジャンルのクライアントとの共創によって、社会が進化するためのデザイン戦略を追いかける活動体、NOSIGNER(ノザイナー)。
デザイナー一人ひとりの力を最大限に広げるためのフレキシブルな働き方を早くから推進し、従来の枠にはまらない仕事領域に活動の幅を広げている。
NOSIGNERの唯一無二なデザインを生み出す仕事の形とは。 シニアデザイナーの福澤遼、グラフィックデザイナーの川喜多ノエミ、バックオフィスマネージャーの野村美公に話を聞いた。【PR】

そのデザインは未来を変えるか。問い続ける共同体「NOSIGNER」の、個人を進化させる働き方

「何のためのデザインか」絶えず問い続け導いていく

──前回のインタビューの際、代表の太刀川英輔さんよりNOSIGNERの立ち上げから現在まで、そしてデザイン職を優遇する「プロフェッショナル制度」についてなど、想いの部分を中心にお話を伺いました。 今回は、デザイナー、オフィスマネージャーとして活躍されるメンバーの皆さんから、より具体的なNOSIGNERでの働き方について伺っていきます。 まずはお一人ずつ、どのようなお仕事をされているのか教えてください。

福澤:シニアデザイナーとして、WEBデザインを中心に並行して複数のプロジェクトを担当しています。 同時に、社内に対しても組織づくりや採用などに携わらせていただいておりますが、デザイナー個人が、ウェルビーイングな社会、会社を作るためにどうするかということについて具体的に関われるのは、他の会社ではなかなか経験できないことだなと感じています。

川喜多:「社会課題をデザインで解決する」というNOSIGNERの価値観に共感して入社したのですが、実際にエネルギーや環境課題に対するプロジェクトにグラフィックデザイナーとして携わっています。 想像していた以上にスケールの大きなプロジェクトばかりで、はじめはとても驚きました。

野村:私はデザインとはまったく違う業界から入社して、いまはバックオフィスマネージャーとしてデザイナーのサポートや会社全体のPRの仕事をしています。

そのデザインは未来を変えるか。問い続ける共同体「NOSIGNER」の、個人を進化させる働き方

NOSIGNERが手がけてきた様々なプロジェクト

──NOSIGNERではデザイナーの働き方が、一般的な「デザイナー」という枠にはまらない、より広範なものであるように感じます。

川喜多:そうですね。 前職ではブランドリニューアルや地域のプロジェクトの仕事が中心だったのですが、NOSIGNERではこれまで携わったことのないような分野や、より規模の大きなプロジェクトを担当しています。 プロジェクト一つひとつがとてもユニークで、“似ている”ということがありません。 プロダクトもあれば建築もあったり、デザイナーとしての関わり方もプロジェクトごとに大きく違って、とても面白いです。 「なぜそのプロジェクトをやっているのか」「何を解決しようとしているのか」を考えながら、リサーチやインプットを重ねていくので、新しい分野の技術や知識への理解も深まり、デザイナーとしてのスキルや幅も広がっています。 学べる機会が多いというのもNOSIGNERの特別なところだと思います。

福澤:僕で言えば「グラフィックデザイン」と「WEBデザイン」、進行管理として「プロジェクトマネージャー」を兼任することが多いですね。 案件にもよりますが、それぞれの得意分野で役割分担をして、デザイナーがクライアントと密に話し合いをしながらプロジェクトを進めていきます。 NOSIGNERで大切にしている「関係性は流れである」という考え方があるのですが、目には見えない関係性を滞りなく流していくために、デザイナーはただアウトプットするだけではなく、「何のために」作るのかということを常に意識しています。 そのデザインが何に使われて、誰がどのように関与していって、社会がどう変わっていくのかをまず考える。 そのためにはクライアントやチームのコミュニケーションが大前提になってきます。 「みんなで話して決める」ことが、デザイン会社の中でも多い方だと思います。

川喜多:NOSIGNERの価値観として、常に未来のことを考えて、より持続可能な社会、世界をつくるために活動しているということがあります。 その価値観をメンバーが共有して、同じ目的を目指しながら、「生き残れるデザインなのか」「社会に希望を生み出せるデザインか」ということを深く考えて、作品を作り上げていっているという実感があります。

福澤:自分で考える時も、迷ったり立ち止まったりしながらみんなで話し合う時にも、いつも立ち返れる確固とした軸があるのがNOSIGNERのデザインの強さにあると思います。

そのデザインは未来を変えるか。問い続ける共同体「NOSIGNER」の、個人を進化させる働き方

シニアデザイナーの福澤遼さん

デザイナーの才能を最大限に引き出す自由な働き方と評価制度

──規模の大きなプロジェクトも増えているとのことですが、何人ぐらいのメンバーがいらっしゃるのでしょうか。

福澤:だいたい20人ぐらいですね。 僕も入社したとき「こんなに少ない人数で、あんな大きなプロジェクトをやっていたのか」と驚きました(笑)。 少数精鋭なので、一人ひとりの顔が見えて組織としての風通しもいいですね。

川喜多:入社して一番新鮮だったのが、チームワークの良さでした。 それまでは一人で仕事をすることが多かったのですが、NOSIGNERでは各プロジェクトごとにフィットする人たちが集まってチームで動きます。 その事業分野に興味がある人だったり、モーショングラフィックスが得意な人だったり、バックオフィスの人が加わったり、その時々で、最適な人がチームを組んでいくのがとても新鮮で驚きました。 それぞれ違った得意分野があるので、デザイナー同士で相談したり、仕事をパスしたり。 「この分野だったらあの人に相談しよう」というコミュニケーションが日常的にあって、困っていると必ず誰かが相談に乗ってくれます。 チームワークが素晴らしいので、プロジェクトの進行もスムーズです。

福澤:川喜多さんは英語がネイティブレベルなのでデザイン以外にも翻訳家的な動きをしていたり、僕も普段はWEBデザインが中心ですがグラフィックをやることがあったり。 みんなが持ってる役割、得意技が違うので、例えばWEBデザインで迷った時は、あえてグラフィックの人に「グラフィック的にはどう思う?」と別の視点を求めたりして、アイデアを練り上げて整理していくことが多いですね。 メンバーそれぞれが自分の得意技を横断的に使ってデザインに発揮していける環境があると思います。

そのデザインは未来を変えるか。問い続ける共同体「NOSIGNER」の、個人を進化させる働き方

グラフィックデザイナーの川喜多ノエミさん

──そういった個の力に対して評価するのが御社ならではの「プロフェッショナル制度」ですね。

福澤:そうですね。 「プロフェッショナル制度」は、専門知識やそれに付随する経験を持つ人に対して、基本給の10〜20%をプロフェッショナル手当として付与する制度で、2020年から始まりました。 デザイナーは忙しくて給料が低いのが当たり前というような風潮に対して、変えていこうという姿勢や、NOSIGNERが「デザイナーを大切にする会社」であることの表れでもあります。 僕自身にとっても、デザインという仕事がきちんと評価されてフィードバックをもらえるのは、大きなモチベーションになっています。

──給与アップが制度として確立されているのは素晴らしいですね。

福澤:プロフェッショナル制度以外にも、年2回の昇給が制度としてあります。 僕はプロフェッショナル手当と同時に、シニアデザイナーの役職をいただいたのですが、そんな風にフレキシブルに役割を与えていくということも珍しいなと思います。 僕は入社1年半と在籍期間こそ短いですが、期間に関係なく仕事の成果を見てもらえていて、それをしっかり評価してもらえたのが、とても嬉しかったですね。

野村:制度ではありませんが、有給休暇・長期休暇をとることも会社として推奨しています。 年末年始や夏季などはクライアントにも、「この期間は会社は休みです」と周知してメンバーみんながしっかりと休暇を取れる環境づくりを目指しています。

川喜多:今年はGWが長かったので私は実家のあるフランスに帰省することができました。 休み中は新しいスキルを学んだり、個人的な作品づくりをしたり自分のやりたいことができるので、インプットにもアウトプットにも有意義でデザイナーとしてとてもありがたいです。

福澤:NOSIGNERでは会社のためになること、個人の成長につながることであれば副業も認められています。 業務時間外に会社のプリンターで個人の仕事の印刷をしているメンバーも何人かいます。 デザイン会社で副業をOKにしているところはあまりないんじゃないかなと思います。 僕自身、副業としてWEBデザインをしたり、個人的な活動としてイラストを描いたりしていて、いままさにグループ展の準備をしているところです。 仕事以外でも自分のやりたいことに向き合うことで、それを会社のメンバーにフィードバックしたり、新しいプロジェクトにも良い影響があります。

そのデザインは未来を変えるか。問い続ける共同体「NOSIGNER」の、個人を進化させる働き方

バックオフィスマネージャーの野村美公さん

そのデザインは未来を変えるか。問い続ける共同体「NOSIGNER」の、個人を進化させる働き方

──個人の創造性を会社として応援してくれる制度が充実していますね。

野村:あとフレックスタイム制度を導入しているので、人それぞれ自分の好きなスタイルを選択しているのが特徴的だと思います。 バックオフィスには鹿児島在住でフルリモートのメンバーや、アーティストとしても活躍しているプロジェクトマネージャーもいます。

川喜多:私は他のスタッフへの相談のしやすさから出社することが多いですが、午後の方が集中できるので朝はゆっくり出社しています。

福澤:個人で集中して作業したい時にはリモートにして、自分でメリハリをつけて働けるのがいいですね。

野村:人それぞれが負担なく働ける環境が整っています。個人的には、出社した日に中華街にランチしに行くのが楽しみだったりします(笑)。

福澤:事務所の近くに住むと3万円の家賃補助があるので、近くに住んでいるメンバーが多いです。 通勤時間も少なくて済むので時間を有意義に使えています。

そのデザインは未来を変えるか。問い続ける共同体「NOSIGNER」の、個人を進化させる働き方

多様な個性が集結して叶える「デザインが変えるより良い未来」

──これからのNOSIGNERで、どんな人と一緒に仕事をしていきたいですか。

川喜多:やはりNOSIGNERのフィロソフィーに共感してくださる方にぜひ来ていただきたいです。 「デザインの力で社会を変えていく」ことはデザイナーにとっての大きな課題ですが、さまざまなクライアントとのプロジェクトで、本当に社会を変えていくことができたら理想だなと思っています。 それを一緒に目指していける方と仕事をしたいですね。

福澤:エネルギー分野や環境問題などプロジェクトの規模感もどんどん大きくなってきていて、これからもますます広がっていくだろうと思います。 そうなるとやはり、いろいろなスキルや才能を持った方の力が必要になってきます。 社内でも社外でも、とにかく話すことが多い会社なので、コミュニケーションが好きな方、得意な方とぜひ一緒に働きたいですね。

川喜多:具体的なことでいうと、最近はモーショングラフィックスやWEBデザインの案件も増えてきているので、そういうスキルを持ってる方が入ってくれるとうれしいです。 あとは英語のネイティブスピーカーの方など、国際的なメンバーが増えるといいなと思っています。 いま私も含めて4名のグローバルなメンバーがいますが、海外の仕事も増えているので、異なる視点や考え方、経験や知識をもった方が入ってくると、よりNOSIGNERの幅も広がって、活動の場も世界中に広がっていくんじゃないかなと思います。 グローバルなメンバーにはビジネスレベルの日本語ができるように会社から日本語教室に通わせてもらっています。

野村:私は前職が全然違う業界だったんですけど、私のバックグラウンドとやりたいこととNOSIGNERとがフィットして、いま自由に働くことができています。 私だけでなく、それぞれが違う世界に触れて、違う経験をしてきていて、そんな人たちが集まり、うまくこの場所でミックスされて、様々な仕事を前に進めることにつながっているのがNOSIGNERの特長の一つだと感じています。 働き方は自由だし、自分で手を挙げれば挑戦できる場所。 強みを生かして働いてもらえる環境は整っているので、NOSIGNERの想いに共感してくださる、面白いスキルと経験を持った方にぜひ来ていただきたいなと思っています。

そのデザインは未来を変えるか。問い続ける共同体「NOSIGNER」の、個人を進化させる働き方
  • NOSIGNER株式会社

    〒231-0023
    神奈川県横浜市中区山下町78−8 横浜イーストゲートビル7階

    企業HP https://nosigner.com/

SHARE

  • LINE
  • Facebook
  • Twitter

デザインの現場コンペの広場美術手帖SAMPLEを見る