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10/4〜3/31 岡田美術館開館一周年記念展「大観・春草・御舟と日本美術院の画家たち」開催中

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昨年、箱根の小涌谷にオープンした岡田美術館にて、開館一周年記念展「大観・春草・御舟と日本美術院の画家たち」が3月31日(火)まで開催中だ。

2014年は、横山大観らによって、大正3年(1914年)に日本美術院が再興されてから100周年を迎える年でもある。日本美術院は、明治31年(1898年)に岡倉天心を中心に結成された美術団体で、結成当初は横山大観や下村観山、菱田春草らが参加した。日本画の研究や制作、展覧会の開催といった活動を通じて、日本画の革新運動を推進。明治37年(1904年)から、岡倉がボストン美術館へ勤務することになったのを契機に日本美術院の活動は徐々に停滞し、一時は解散状態となっていたが、岡倉が没した翌年の大正3年(1914年)に大観や観山によって再興された。

本展覧会では、岡田美術館が所蔵する日本美術院の画家たちの作品およそ40点が展示される。なかでも注目すべきは、速水御舟の《木蓮(春園麗華)》だ。この作品は、御舟が32歳のときに初めて開いた個展に、代表作の《炎舞》(1925年、山種美術館蔵)とともに出品された作品のひとつ。《木蓮(春園麗華)》が一般公開されるのは、1980年に京都国立近代美術館で開催された「御舟展」以来、実に34年ぶりとなる。

また、観山、春草、御舟、そして川合玉堂のそれぞれが描いた「紅葉」を主題とする作品も一挙に展示。その他、大観による長さ約9メートルの大作《霊峰一文字》も出品されており、近代日本画の良質な作品を所蔵する岡田美術館ならではの豪華な展示となっている。会期中には館長や学芸員によるギャラリートークも随時開催。詳細はこちらまで。



                                      速水御舟 木蓮(春園麗華) 1926年
                                               (大正15年)


【展覧会概要】
開館一周年記念展 大観・春草・御舟と日本美術院の画家たち
速水御舟「木蓮」久々の公開
日程:10月4日(土)〜2015年3月31日(火)
時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:12月31日(水)、1月1日(木)
料金:一般2800円
会場:岡田美術館
住所:神奈川県足柄下群箱根町小涌谷493-1 →アクセス
公式サイト:http://www.okada-museum.com/

                                     











                                     

                                     菱田春草 紅葉に小禽 明治時代後期




横山大観 霊峰一文字 1926年(大正15年)